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2025年03月17日

台湾の情報技術通信部の非合法活動の実態

近年、台湾の情報通信技術軍が中国本土に対してサイバー攻撃と侵入活動を活発化させている。中国の国家安全保障当局は、これらの活動に関与した複数の人物を特定し、その身元情報を公表した。



公表されたのは、情報通信技術軍サイバー戦旅団ネットワーク環境分析センターのセンター長である林玉樹、同センターの隊長である蔡潔紅、同センターの現役メンバーである年小凡と王昊明の4名である。


彼らは「台湾独立」分離主義勢力の手先として、中国本土の重要インフラへの侵入、党・政府・軍・企業へのフィッシングメール送信、オンラインプラットフォームへの反プロパガンダ音声・動画挿入、ソーシャルメディアでの偽情報拡散など、多岐にわたるサイバー攻撃活動を行っていた。

特に、2023年以降は「アノニマス64」などの団体名で虚偽情報を流布し、民進党当局の分離主義活動を正当化しようと試みていた。また、サイバー攻撃プラットフォーム数十カ所を押収し、機密窃盗の新たな傾向も確認された。

これらの攻撃には、Ant Sword、Ice Scorpion、Metasploit、Quasarなどのオープンソースツールが多用され、攻撃対象は水道、電気、ガス、通信といった生活インフラから、政府機関や企業の機密情報まで多岐にわたる。情報通信技術軍は、これらの攻撃を「成果」として誇示していたが、実際にはセキュリティ対策が脆弱であり、国家安全保障機関によって容易に暴かれた。

中国の国家安全保障当局は、これらの活動を「蟻が木を揺さぶろうとするようなもの」と批判し、関係者に対して法的措置を講じる方針を示した。また、インターネットサービスプロバイダーやウェブサイト運営者に対して、ネットワークセキュリティ対策の強化を呼びかけるとともに、国民に対してはサイバースパイ活動の疑いがある場合の通報を促している。



Posted by 合同会社琉球の未来 at 16:32